2015年03月17日
弁護士の不祥事
弁護士の不祥事のニュースが目に付きます。
不祥事という程度ではなく、横領などの犯罪行為です。
寄稿した記事が公開されています。
相次ぐ弁護士の預り金着服事件、背景にあるもの
犯罪までいかなくても、問題のある事案はあります。
高齢で判断力が低下している(はっきり言うと、ボケてきている)のに、弁護士登録を続けて、
法律相談を担当したりしている弁護士がいたようです。
そのような弁護士に当たってしまうと、相談自体ができなくて相談に来た方は解決の指針も得られずに無駄になってしまいます。
明らかにボケているならまだしも、ボケているか相談者からは分からないで、依頼をしてしまって、
おかしな事件処理をされてしまう危険もあったでしょう。
沖縄は他の地域に比べて高齢の弁護士が多い方なので、判断力の低下した弁護士に当たってしまう危険は少なくないかもしれません。
依頼する国民の側からすれば、能力の低下した弁護士にはリタイアしてもらう方が良いと思います。
しかし、弁護士会は、高齢の弁護士の会費を免除するなどして、死ぬまで弁護士であり続けたいという弁護士のエゴを優先しています。(こういう批判をすると業界内部では嫌われます。)
高齢による能力低下でなくても問題のある弁護士はいます。
事件を担当した弁護士に説明を求めても、弁護士ではなく事務員しか話に応じないという事務所もあるようです。
また、依頼した件を進めてくれるよう頼んでも、忙しいなどと言って数年間も手続を進めるのを放置するような比較的若い弁護士もいます。
このような弁護士が市場原理で淘汰されるわけではありません。弁護士は小売や飲食のように繰り返し利用したりする業種ではないので、市場原理が働くような業種ではないからです。
問題のある弁護士がむしろ弁護士会や経営者団体などでそれなりの地位にあったりするので始末が悪いです。
上記の記事でも述べたように、依頼した弁護士に問題を感じたら、他の弁護士に意見を聞いてみられるべきです。
法律問題については基本的に弁護士が独占している(弁護士がそれ程の国家資格であるということです。)ので、弁護士ではない人に相談してもその人ではおそらく分かりません。
他の弁護士のセカンドオピニオンを取ってみて、問題ある弁護士なら早めに替えた方がいいです。
問題ある弁護士については、弁護士会に苦情申出や懲戒請求をすることもできます。
【H28.3.1に札幌に移りました。】
〒060−0003 札幌市中央区北3西7 1−1 SAKURA-N3
北海道コンテンツ法律事務所
電話070−5530−0884
弁護士 林 朋寛
(札幌弁護士会所属)
http://www.sapporobengoshi.com
ブログ http://bit.ly/2eOFTn8
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Posted by 弁護士林朋寛 at 22:41
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